とにかく、凄い試合でした・・・。
夏の甲子園県予選2回戦。相手は、古豪長崎商業。昨年も同じ大会で激突し、創成館が勝利した相手です。長商のリベンジに燃える気持ちはこちらまで伝わってきました。
6対4創成館のリードで9回表の長商の攻撃を迎え、すでに2アウト。しかし、ここから長商の怒涛の攻撃とこちらのミスで一挙5点を取られ、6対9。正に、万事休すでした。
しかし、創成館はあきらめなかった!連打連打でノーアウト満塁を作り、タイムリーで2点を返す。点差は1点。
そして最後は、右中間を深々と破る、サヨナラ2点タイムリー!3点差を土壇場でひっくり返しての勝利でした。
私自身、いろいろと勉強をさせてもらった試合でした。
正直、9回2アウトまで相手を追い込んだ時、「よし、勝った。」と思いました。ここで慢心してしまったのです。あれよあれよと言う間に形成逆転。一気にどん底に叩き落とされました。
そしてまた、勝負は最後の最後まであきらめないという事を学ばせてもらいました。長商の2アウトからの驚異的粘り。創成館の3点差をひっくり返す執念。共に、「あきらめない」気持ちがあったからこそ起こす事のできた奇跡でした。
「どんな時も決して慢心せず、あきらめない気持ちを持って物事に挑む。」両校の野球部から教えてもらった大切な教えです。
~創成館生の名言~
「勝つ!勝つ!そう思える心が必ず勝つ。」 (創成館高 女子)