先日、東京へ出張だった時、新橋の駅近くの花屋さんに長蛇の列ができていたので何かと思いました。
老若男女、年代もバラバラだったので不思議だったのですが・・・。
後で分かった事なんですが、先日試合中に亡くなられたプロレスラー・三沢光晴選手のお別れ会が行われていたんです。
私、小さい頃からプロレス大好き人間でして、一時期は本当になろうかと思ったほど・・・。
だから、三沢選手の突然の訃報にはかなりショックを受けました。
心より御冥福をお祈り致します。
さて、今日ここで触れておきたいのは、三沢選手に技をかけ、結果的に悲しい結末を引き起こすことになった斎藤彰俊選手の事です。
よほでのプロレスファンではないと知らない選手だと思いますが、私は彼が空手家としてプロレス界に殴り込みをかけた時代から知っています。
三沢選手が亡くなった次の日、ショックも癒えない状態で、大泣きしながら花道に登場し、気丈にも激しい試合を行い、試合後は三沢選手の遺影に土下座して、「社長、すみません!」と号泣した斉藤選手。
私がとても感銘を受けたのは、試合後にマスコミに語った斉藤選手の言葉でした。
「僕は、どんな大きな十字架を背負ってもがんばっていきます。」
思わず、涙がでました・・・。
私は、生徒にもよく次の事を話すんです。
「自分だけ不幸なんて思ってんじゃないぞ。人はみんな、口には出せないけど、いろんな十字架背負って生きてんだ。テメェだけ悲劇のヒーロー・ヒロイン気取ってんじゃねぇ!!」 って。
斉藤選手が奇しくも使った「十字架」という言葉。 私には、とても理解できました。
このブログをお読み下さっているみなさん。
みなさんも、表には出せない、大きな十字架を背負っているでしょう。
でも、あなた一人ではありません。 あなたの周りの人も、実は歯を食いしばって必死に生きています。
斉藤選手と共に、我々もがんばりましょう!!
明日は、きっと何か良いことあるぞぉ~!!