東北の震災から1年が経ちました。
皆さん、どんな思いで3月11日を過ごされましたでしょうか?
私は「普通の日常」に感謝をしながら過ごしました。
昨日は、テレビ各局が震災関連のニュースやドキュメンタリーを流しており、いくつかの番組を見ましたが、特に印象に残ったシーンがあります。
かなり年配の女性が言った一言なのですが、胸にズンとくる言葉でした。
「あたし、生きていくことに決めたの。」
ご主人の命や親族の命を津波に奪われ、慣れない仮設住宅に住む一人の年配の女性なのですが、この力強い言葉を聞いて、私は涙を禁じえませんでした。
なんて前向きで強いんだろう。それに比べて自分はどうだ・・・?
「生きていくことに決めた。」
この言葉には、とてつもない「覚悟」が感じられ、私にはあまりにも眩しい言葉でした。
12兆円を超える義援金は、未だほとんどが被災者に渡っておらず腹立たしい思いがありますが、復興にはまだまだ時間と日本全体の思いが必要です。
これからも、私たちはこの震災を風化させる事なく、しっかりと自分たちがやるべき事をやっていきましょう!!