先日、Z会寺西氏のお誘いを受けて佐賀県武雄市に反転授業の見学へ行ってきました
今や、「教育」においては日本で一番注目されている武雄市ですが、この日は北は北海道から南は鹿児島まで250名以上の参加者で溢れかえっておりました
マスコミもたくさん(中央からはTBS)来ており、その注目度は凄いものがあります
小学生がi-padを持ち帰り、家で自主的に学習し、学校に来て答えを友達と導きあい、先生は要点を説明するという、従来の教育から「反転」した内容は、特に理数系の分野ではアメリカで学習効果を挙げています
i-pad を使ったりという真新しさも注目されている一つでしょうが、寺西さんが私におっしゃった一言がこの教育改革のすべてを物語っていました
『樋渡市長の「絶対に落ちこぼれはつくらない」という哲学が根底にあるんですよ。』
これですよ、これ! 今の日本の教育に足りないものはこの「熱き思い」です!
今回も樋渡市長は、「奥田さん、本面白かったよ!」と気さくに私の著書の感想を語ってくれましたが、この人の「思い」は、言っちゃなんですがそこらへんの教育者の比じゃない!
反転授業も面白かったけれど、この「思い」に触れられたことに大いに刺激を受けました
まず、自分で解いた答えを友達と話し合います。
子供たちは「どうやって答えを導いたのか?」を説明しあいます。
割合の授業(小5)の様子。
家で生徒たちがやってきた内容は、Wi-Fiで自動的に電子黒板に映されます。
次の課題も、Wi-Fiで自動でi-padに送られます。