今日の長崎新聞に今年から新設された「アスリートコース」が大きく紹介されていました
とっっっても良い記事だと思いました
私は、アメリカの大学に通っていた間、学生スポーツの在り方について衝撃を受けました
あくまで学業優先。
行動規範なども徹底されており、いくら優秀な選手でも学業の成績が悪かったりルールを守らない者は試合どころか練習の参加も許されません
下手をすると退部や退学になります
一方、日本は・・・
得意なスポーツさえやっておけばの考えが非常に多い
プロになれる人や社会人スポーツで食っていけける人は極一部
そして、引退した後のセカンドキャリアで多くのアスリートが路頭に迷う
はっきり言って基礎学力や基礎教養がないからです
「勉強は二の次で、競技だけに全力を注ぐ。」
二兎追うものは・・・の考えでいくと、間違いではないのかもしれません
ただ、私は長年教育界にいるものとしてこの考えには賛成しかねます
5年ほど前、アンダーアーマー本社や、スポーツが強い高校・大学を見学しにアメリカに行きました
そこで言われていたのは、やはりこの言葉。
「Athlete Student(アスリート学生) は認めない。Student Athlete(学生アスリート)でなければならない。」
学生として、やるべきことをやってこそのアスリートだと言っているのです
日本の高校スポーツの世界は、独自の世界観・価値観を持っています
正しいものもあれば、間違っているものや時代に合わないもの。世界基準に見合わないものあるのです
創成館は、高校スポーツに新しい風を吹き込みたいとこのコースを立ち上げました
渡米以来、5年ほど構想を練りました (時間かかりました・・・)
もちろん、理想通りに進まない事も多々あるかと思います
とにかく全ては、これからです!!
アメリカでは、様々な指導者やディレクターに直接話を伺えました。
アンダーアーマー本社にて。(フィラデルフィア)
名門・セイント・ジョーンズ高校では、理事長自らが学校の方針について説明してくれました。
次の日は、セイント・ジョーンズ高校のアメフト部の試合にご招待いただきました。
しかも、フィールドに降りて良い許可まで頂いて!!
専門スポーツチャンネル(ESPN)の全米生中継のカメラもはいってました!!
名門大学・テンプル大学では、貴重な試合前のミーティングも見せてもらいました!
雰囲気ビリビリでした。
テンプル大学アメフト部監督からも、直接お話を頂けました。
テンプル大学 vs NAVY(海軍士官学校)の試合にもご招待頂きました。
NAVYのホームだったので、全米から約5,000人の士官生が応援に駆けつけてました。
この生徒が行進して入場するだけで小一時間!!
国旗は空から登場するし・・・
国歌斉唱の最後には、戦闘機まで飛んできました!!