昨日、特別進学コースの生徒たちが九州大学の見学に行きました。
その報告を、引率した岩本先生が私に伝えてくれた時、開口一番こう言いました。
「校長先生、ウチの生徒たちスゴイですよ。」
私は、「どうしたの?」と聞きました。
岩本先生は、
「ウチの生徒たち、歩いてる九大の学生に勝ってにインタビューしてたんです。」
ほう・・・。なんて聞いてたの?
「なんで九大なんですか?って」
わお!
私は思わず感嘆の声を上げました。
私は、偏差値の高い大学に進学することは否定しません。
ただ、日本の教育はあまりにもそこにこだわり過ぎていて「目的」がスポーンと抜け落ちてるんです。
大学に入ることが目的となっているから、大学に入ったら勉強せず楽しいサークル活動ばっかりになっちゃう学生が生まれる。
「とりあえず高校に」 「とりあえず大学に」 「みんなが行くから」 「先生が勧めてくれたから」
で、下のグラフの様に、30年間賃金が上がらない国に成り下がっちゃう。
創成館の生徒たちが、何の目的でそういう質問をしたのかは分かりません。
でも、もし「7つの習慣」や創成館で学んできて、本能的に「それ」を聞きたいと思っていたら、私は超絶うれしいです!
いいかい、学生諸君。
目的は、希望する学校に入ることじゃない。
目的は、その先だ。