ご声援ありがとうございました。

夏の甲子園は、4-5で大社高校(島根)に惜しくも負けました。

お盆最終日の夕方の時間という事もあって、沢山の方がテレビでも観戦いただいた様で試合後多くのご連絡をいただきました。

秋の大会1回戦敗退のチームが、よくぞここまできたものだと思います。

選手の皆さん、お疲れさまでした。

そして、応援に駆け付けてくれた保護者の皆さん、生徒のみなさんも大変お疲れさまでした。

保護者の皆さまには、様々な形でご寄付をいただきました。

JTBさんは、野球部や応援部隊がスムーズに大会を戦えるよう、様々な方面からサポートをしてくださいました。

吹奏楽部は、大事な九州大会を長崎県代表として控える中、素晴らしい演奏をしてくれました。

チアリーディング部は3年生が、「私たちは、甲子園に行ってから引退する」との言葉で、チアの大会が終わっても部活を続けてくれました。

先生たちは、高野連や旅行会社との打ち合わせを含め、本当に神経と体力を使う準備に頑張ってくれました。

「甲子園」という大会は、国営放送であるNHKが全ての試合を生中継するという、ある種高校スポーツを超えたイベントです。

戦前から行われている大会で、日本における野球は高校野球から人気に火がつき、大学野球、プロ野球に繋がったとも言われています。

メディアの報道もプロスポーツ並みで、一種の国民的行事と言っても過言ではないかもしれません。

その分、そこに関わる準備には、かなりの苦労があることも事実です。

しかし、春夏合わせて8回目の甲子園のアルプスに立って改めて分かったことがあります。

「甲子園に立てる喜び」です。

私の祖父と父の大きな夢は、創成館の前身の「九州経営学園」時代から甲子園に出場することでした。

今も、「喉から手が出るほど、甲子園に出場したい」と思い、なかなか叶えられない学校がたくさんあります。

いや、そういった学校の方が圧倒的に多いのです。

ですから、昨日の「終戦記念日」に、大社高校に負けて悔し涙を禁じえなかった私ですが、同時に大きな喜びに包まれていました。

平和に野球が出来る国に生まれ、悔し涙を流すことが出来ることを。

改めて、甲子園出場に際し、多くの多くの皆様に物心両面からの応援をいただきました事に心より感謝申し上げます。

ご声援、本当にありがとうございました。