お前ら、すげぇな!

就職支援の坂口先生から、「就職を希望する生徒たちの面接官役をやってください」とのお声かけをいただきました。

就職指導室に行くと、就職を希望する生徒の一部が待ってくれていました。

この時決めました。

「変化球投げてみよう」

最初の質問は、「弊社を希望した理由を教えてください」というごく当たり前の質問。

みんな、ちょっと「機械的」な話し方をしていました。

ここで変化球!

「あなたにとって幸せってなんですか」

みんな一様に「はい?」って顔。

私はこんな話しをしました。

「こんなフワッとした質問はこないだろうね。でも、この訳わからない質問にどう答えるかを見てみたいのよ。

面接で一番知りたいのは、この人はどんな人なんだろう。何を学んできたんだろう。その学びからどんな考えをもっているんだろう。

これを自分の言葉として、しっかり相手に伝える能力があるのかないのか・・・幸せってなんですか?」

一人ひとりが、自分の思う幸せを自分の言葉で、しっかりと私に伝えてくれました。

全員が答え終わったあと、私は坂口先生にこう言いました。

「先生、この子ら全員創成館に欲しいですけど」

ハッキリ言って素晴らしかったです!

全員が、このフワッとした質問に明確に自身の考えを述べていました。

正直、予想以上でした。

こんなにしっかりと答えることができるなんて、高校生の時の自分を振り返ると驚きでした。

みんな、自信もって就職活動してください。

君たちなら大丈夫。