昨年11月頃、3年生の女子生徒Yさんがひとりで理事長室に来ました
「私、創成館でのバードストライク問題を解決したいんです」
私はすぐに理解しました
キャンパスを廻っていると、鳥がガラスにぶつかって死んでいるのをたまに見かけるからです
私が創成館を卒業するまでに、この問題に着手したい
との思いがあり、企画書を作ってきました
なるべくお金がかからない方法を何パターンか提案してくれました
私は、「よし、やろう。ただ希望大学の受験が終わってからな」
Yさんは見事、某国立大学に合格して改めて私と2人で話し合いを重ねました
Yさんと話をするたびに、動物やその環境を守るというしっかりとした目標に基づいての進む大学・学科への進学設定をしたのがよくわかりました
バードストライクを避けるために専用のシールがあり、それをYさんと友人が時間をかけて窓に貼っていきました
Yさんの動物愛護への想い、創成館も大切にしたいと思います
理事長室で真剣な表情のYさん。
気付いたら床に座り込んでいる場面も
窓にシールを張っていく。
Mさんも手伝ってくれました