約4年前のある日・・・
私と妻が帰宅するやいなや私の母が「あんた達シーナ&ザ・ロケッツって知っとるね!?」と興奮して聞いてきました
私は「知っとるも何も、鮎川誠やろうもん。ロックの神様たい。」と答えると母が・・・。
「それが、あの『まこちゃん』やったとよ!」
私と妻は「・・・えぇ~!!!」でした
私の母は、長崎に嫁ぐ前に久留米で小学校の教員をやっておりました
この「まこちゃん」は母にとってとても印象深い生徒さんだったらしく「頭が良くて、ハンサムで、とても素晴らしい子」というのは何回か聞いたことがありました
それが4年前のある日、母がたまたまテレビを見ていた時に鮎川誠さんを特集する番組があって、鮎川誠=まこちゃんに繋がったのでした
母はすぐに昔の写真と共に、鮎川さんの事務所に手紙を出しました。その年の年賀状には、鮎川さんから直筆で御礼の言葉が書かれていました。
そして、先週金曜日。長崎にシーナ&ザ・ロケッツのライブで来崎されている鮎川さんに母を会わせに連れていきました
半世紀、約50年ぶりの教え子との再会です。
控え室を訪ねると、すぐに鮎川さんが出迎えてくれました。
「わあ、大楠先生お久しぶりです!」 *大楠は、母の旧姓
それから約30分、いろいろな思い出話に花をさかせました
ライブも見せて頂いたのですが、母も私も同じ感想でした。
「ギターテクニックも凄いけど、音から伝わる『魂』が素晴らしい。」
70年代80年代のロックを、ポリシーを持って真っ直ぐに貫き通し、無骨にギターを奏でる
鮎川さんから、「真の男のかっこよさ」を感じました
鮎川さん、シーナさん、スタッフの皆さん。母を暖かく迎えて下さりありがとうございました
不肖の息子・奥田修史、少し親孝行ができました
鮎川さんと母 50年ぶりの教え子との再会です
鮎川さんの奥様、シーナさんと一緒に ステージでのパフォーマンスは凄すぎです!