人生をなめてはいけない。

なぜ、早朝から旗振りをするのか?

明松副理事長から引き継いで数年経ちますが、未だよく聞かれます。

出張で長崎にいない時以外は、暑かろうが寒かろうが立ちます。

理由はあります。

それは、「人生をなめない為のトレーニング」です。

人は、どうしても立場にあぐらをかきます。

調子に乗るのです。

特に、「先生」と呼ばれる人は気を付けなければなりません。

暑い夏にはたくさん汗をかいて、寒い冬には身を切る寒さに耐える。

次の世代を担う子供たちの安全を、社会の一員として守る。

私みたいなお調子者は、これくらいの事を課さないとどんどんふんぞり返ってしまいます。

こんな活動をやっていると、人の優しさが身に染みる一瞬があります。

特に、創成館側から降りてきた車を、国道を走っていた車が停車して入れてくれる時です。

私も黄色の旗を振って、停まってくださ~いとアピールするのですが、お互いのタイミングが合わずなかなか難しい。

でもそんな中、停まってくれる車に遭遇すると、心の底から「ありがとうございます」という気持ちになります。

帽子を取って、感謝の心を持って深くお辞儀をする。

これは、自分のためのトレーニングです。

生徒のみんな・・・いや、一部の大人にもあてはまるかな。

人生をなめてはいけません。