毎年、入学試験の直前に校内放送で、受験生の皆さんへ私から挨拶をさせてもらいます。
今年は、試験開始30分前にOfficial髭男dismの「宿命」を教室に流しました。
そして受験生に、こんな挨拶をさせて頂きました。
みなさん、おはようございます。
創成館高等学校 校長の奥田です。
いよいよ、入試がはじまりましたね。
創成館のは入試は比較的はやい時期に行われるので、高校受験は今日が初めてという人も多いのではないでしょうか。
みなさん、どうぞ心配せず試験にのぞんでください。
今日、みなさんが見る問題は、すべて、みなさんが中学校で習ってきたものばかりです。
落ち着けて解けば、きっと大丈夫です。
緊張せず、少しでもリラックスして試験に挑んでください。
と言っても、緊張するなという方が無理があるかもしれませんね。
先ほど、人気グループ「Official髭ダンディズム」のヒット曲「宿命」を放送で流しました。
私は今こそみなさんに、この「宿命」の歌詞を届けたいと思ったので流しました。
そもそも宿命とはどういう意味なのか?
宿命とは、「生まれる前の世から定まっている人間の運命」と記されています。
この歌の終盤にこんな歌詞があります。
緊張から不安が芽生えて
根を張るみたいに 僕らを支配する
そんなものに負けてたまるかと
今 宿命ってやつを 燃やして 暴れだす
みなさん、緊張することはおかしなことではありません。
今日のような大事な試験の日、だれもが緊張をします。
肝心なことは、この歌詞にある様に「そんなものに負けてたまるか」
という気持ちです。
そして、宿命に立ち向かって、自分の力で人生を切り開いていく姿勢です。
今日一日、緊張する場面が多くあるかもしれませんが、是非、「そんなものに負けてたまるか」「宿命なんてない 人生は自分で作り出す」という気持ちで立ち向かってください。
それが、明日を生きる「自信」になりますから。
みなさん、がんばってください!