私がSNSに「感染者数の情報公開」を載せた日の深夜、卒業生からLINEが来ました。
創成館の状況を心配してのことでした。
「金なんかいらない」「何かさせて欲しい」「創成館に感謝している」
熱い、熱い思いが伝わる文章に心が震えました。
私は、彼の想いに甘えることにしました。
遠路、彼の経営している会社の社員を二人つれてすぐに駆け付けてくれました。
思えば、彼は手のかかる子でした。
勝気な性格で喧嘩っ早く、生徒指導にも何回も引っかかりました。
一方、仲間の悪さも全部かぶる度量を持つ親分肌。
そのバイタリティーは学校全体に浸透していきました。
そして、何とも言えない人懐っこさでみんなから愛される素晴らしい人間性。
そんな子が、卒業して何年も経つのに・・・ガソリン代も高かったろうに・・・週末まで返上してコロナ対策の色んな仕事をしてくれました。
自分と会社の名前を出さないなら載せていいですよとの事でした。
ありがとう。本当にありがとう。心から感謝します。
*彼の仕事の関係上、一部の活動しかお見せ出来ません。