昨日、本校体育館で女子バレーの試合があり、応援に行ってきました
結果は「準優勝」でした。
マッチポイントを掴みながらの、逆転負けで準優勝・・・。
選手たちも涙を流して悔しがっていました
今日、女子バレー部員が挨拶に来てくれたので、あえて厳しい言葉をぶつけました。
「お前たちの「甘さ」が如実にでた試合だった。普段は礼儀正しい模範となる生徒でいいが、コートの中では、勝負に徹する鬼になれ！！じゃないと、全国どころか、県大会も勝ちあがれんぞ！！」
泣いている生徒もいましたが、私はあえて言いました。
あんなに頑張っている彼女たちに、勝利という最高の結果を味わってもらいたいから
私は、「人間は心の中に鬼を宿しておかなければならない。」と思っています。
私も、鬼を宿しています。
戦う時は、この鬼を起こして徹底的にやります。
たとえ、どんなに嫌われようと非難されようと、私の責務である「学校を守り、発展させ、子どもたちの願いを叶えるため」の実現の為には、イバラの道も歩く強さを持っていると自負しています。
スポーツの試合しかり、人生の中で「ここは絶対に負けられない」瞬間があります。
こう言った、いざ！という時に、鬼を起こすのです。
それが、表に出たとても珍しい場面があります。
大相撲、2001年5月場所。
横綱・貴乃花が、右ひざ半月版損傷という大怪我をし、立つことも困難な状況だったにも関わらず、優勝決定戦で武蔵丸を破った伝説の一番です。
上手投げで武蔵丸を投げた直後、貴乃花の表情は「鬼」の形相・・・というか、人の持つ「鬼」の部分がハッキリと現れたのでした。
普段は、人として素晴らしく、勝負の時は鬼になる。
本当の強さを、我が女子バレー部にも早く身につけて欲しいものです
この悔しさを胸に、頑張れ！！