先日、母が緊急入院することに伴い、夜中3時から病院につめていました。
母は回復にむかっているのですが、病院に荷物を持っていく度に感じる事があります。
今、医療現場で働いていらっしゃる方は本当に大変だということです。
コロナ禍で、入院病棟への家族の入室ができないので、荷物を持っていくとナースセンターの手前でチャイムを押します。
すると看護師さんが来られ、荷物を病室に運んでくれます。
そして、洗濯物や不要になったものを持って来てくれます。
ただでさえ命に直接かかわる仕事をされて激務の上に、この仕事です。
そして更に見習いたいのは、その忙しさを臆面にもださず、笑顔で対応してくださることです。
こちらが「お忙しいのにすみません。」と言っても、「いえいえ。ああ、この間お母さんがこんな話をしてくれましたよ。」と、さりげなく話題を変えてくださる。
決して「仕事ですから」というドライな言い方はしません。
たまに、看護師の方に半ば八つ当たりの様に接している患者さんも見かけますが、その方達にも柔和な笑顔で接しておられます。
緊急入院する時も救急外来にいる私に、「夜中に大変でしたね」「お待たせしてすみません」「お母さんは今こんな検査受けていますよ」と、いろいろな看護師さんが声をかけてくださいました。
オミクロン株は軽症だとか、まだ医療崩壊はしていないだとか、いろいろな意見はあると思いますが、「医療の現場は大変な状況にある」ことは間違いありません。
医療従事者の皆様に御礼申し上げます。
患者さんだけではなく、その家族の心にまで寄り添っていただいてありがとうございます。