演劇部3年生引退公演での、原田ひかる座長(演劇部は部長のことを座長と呼びます)のパンフレットあいさつ文
みなさん、こんにちは!本日は3年生引退公演にお越しいただき、誠にありがとうございます。
「高校生」というのは、他のどんな肩書きよりも輝きを放っているものだと思います。
高校生ウルトラクイズ、高校野球、高校演劇・・・。
どんな単語にも「高校生」や「高校」とつければ、青春という言葉がぴったりの、とびきり爽やかな空気が漂ってきます。
なぜ世間にはこうも「高校○○」が溢れかえっているのか。
おそらく、その理由は「未完成」にあるのではないでしょうか。
例えば ”未完成の文学作品” 、”未完成のクラシック音楽” など、「未完成」には人を惹きつける魅力があります。
まだいろんな面で完成しきっていない高校生が、スポーツ、文化、勉学において、その人自身の様々な物語を作り、完成させてゆく。
この未完成と完成のギャップが、瑞々しく私たちの心を魅了してくれるのだと思います。
これまで、高校生という肩書が何度も私の背中を押してくれました。
いろんなことに挑戦した高校生活、もう少しだけこの肩書きに頼りながら受験を乗り越えていこうと思います。
それでは、そんな青春真っ只中の高校生を描いた「心をぬらす雨のように」、まもなく開演です。 (原文まま)
私、最近すごく思うのですが・・・
不完全な高校生に、最近あまりにも色んなものを大人や社会が求め過ぎではないかと
誤解のないように言っておきますが、甘やかせと言っているのではないですよ
逆に、ダメな事をした時は、もっとガッチ~ンと怒るべきです
ただ言いたのは、生徒がちょっと関心する事をすると「おたくの学校の生徒は素晴らしい。」
ちょっとダメな事をすると「おたくの学校の生徒はダメだ。」
今の大人は、高校生に何を求めてんだ!?って感じるんです
それこそ、爽やかさを強要しているのかとも思います
創成館の生徒は、爽やかな生徒も爽やかではない生徒も、みんな創成館の生徒なんであしからず!
しかし、原田座長の文章は素晴らしいわ!!