ご紹介しようと思いながら冬になっちゃいましたが
ある女子生徒が校長室を訪ねてきてこんな話をしてくれました
「熱海の人たちに恩返しをしたい」
話しを聞くと、その生徒は島原出身だそう。
自身は経験してはいないけれど、雲仙普賢岳の大火砕流の時、島原は日本全国から支援を受けた。
今の自分の生活も、その土台があって成り立っている。
だから、今、同じような被害を受けて苦しんでいる熱海の人たちに恩返しをしたい。
私はその活動を中庭で行うことを即決し、私も手伝うことを申し出ました
中庭の大型LEDに映せるように、熱海の状況と、雲仙普賢岳の火砕流がどういうものだったのかをまとめた動画もすぐに作りました
長崎の子供たちも、あの時の島原のことを知らない人が多いでしょうから
前にも、募金活動をすると手を上げた一人の女子生徒のことを載せましたが、この生徒も正に「主体性」を持った行動だと思います
創成館は「主体性を学ぶ学校」です
親から言われたから。先生から勧められたから。友達が行くから。
そうではなく、「自分が何を思い、どう動くか」なんです
これがあってこそ人生が輝くのです
主体性を持った素晴らしい行動、ブラボーです!!
お昼休み3日間活動しましたが、多くの生徒がお弁当やお茶を買ったお釣りを寄付しに来てくれました。
ありがとう!
だんだんと「仲間」も増えていきました。
活動開始前の趣旨説明と、活動後の報告を校内放送でしっかりと行ってくれました。