長崎県が経験したことがない、記録的な大雪の為に学校は休校
今日が9時から「一次入試合格発表」の日なので、昨日から学校近くのホテルに泊まりました
しか~し!
昨日はタクシー会社に何度電話をかけてもつながらず、これは吹雪の中、歩いてホテルまで行くしかないと判断
自宅からの距離、約5キロ
積雪15cm、プラス横殴りの雪、プラス普段全く運動をしない私の体、という最悪の状況で雪中行軍スタート!
おい!最初の一歩目から長靴に雪が入ってきたじゃねぇか!
国道に出ても、車が少し走っているだけ。人はほとんどいない。
う~、寒い!歩きにくい!
早くも心が折れてきた・・・。
たま~に通りかかる車を恨めしそうな目で眺める。「あったかそうだなぁ。」
何とか、三分の一程に差し掛かった時、この旅で私を苦しめる事になる難問に出くわした
「オシッコがしたい・・・。」
私だって人間だ。尿意はもよおす。
この寒さからだろうか、いつもより急激に尿意は増してくる
しかし、国道沿いを歩いているゆえ、隠れてする場所がない。
我慢するか?いや、距離的に無理だ。どうしよう・・・。
そうこうしている内に、どんどん限界に近付いてくる
あ!あそこなら・・・。
私は、国道から死角となるある場所を見つけた。
雪の上に荷物を放り投げ、一目散にその場所に向かう!
やっと解放される・・・。
はぁ、助かった~。
苦しみからの解放に浸っていた私の耳に、人の声が飛び込んできた!
「やばい!間違いなく人が複数近付いて来ている!早く済まさねば!」
急いでチャックをあげた瞬間・・・。
詳細は書かない。いや、書けない。
男性諸君にだけ分かってもらえればいい。どれだけの痛みだったか・・・!!
私は、痛みで前かがみになりながら、急いでその場を立ち去った。
さえぎる物が何もない中、横殴りの雪を受けながら歩き始めた
我々40代は、この雪のシチュエーションでは、どうしてもこのドラマで使われていた多くの名ゼリフを思わず口にしたくなる。
私も、誰もいない田んぼに向かってこう叫んでみた。
「ほたる~!いつでも富良野に帰ってくんだぞぉ~!」(♪ああ~あ~あああああ~♪)
はい。分かんない人は気にしないで読み進めてくれ
結局、1時間ちょいかかって、目的のホテルに到着した。
頭や肩に雪が積もった私を見て、フロントの人が「お疲れさまでした。」と優しく声をかけてくださった。
その言葉が、冷え切った私の身体を癒してくれる。
しかし、次の瞬間、私はフロントの方の言葉でどん底に突き落とされる事となる。
「あの~、奥田様。ご宿泊の予約は、明日からとなっておりますが・・・。」
「・・・。え~!うそ~!」
思い返してみれば、月曜日の予約にしていたような・・・
こうなったら、人間なりふり構っていられません。
「あのね、僕、諫早駅辺りから歩いてきたの!寒かったの!
どんな部屋でもいいんです。お願いですから泊めてください!(涙目)」
完全に、小学生の様な訴え方である
「お部屋、ご用意出来ますよ。」
思わず、フロントのお兄さんに手を合わせました。
ナンマンダブ、ナンマンダブ・・・。
こうして昨日は何とか乗り切り、今日は無事に出勤出来ました
めでたし、めでたし
大雪の中、顔つきがヤバいことになっている。(尿意前)