始業式のあとに、さらに嬉しいことが・・・

やはり夏休みを過ぎて、生徒たちが健康で目の前にいてくれることが嬉しいです。

いろんな生徒がいるけど、こうして体育館にいる、存在してくれていることが嬉しいです。

なんかテンションがハイになって、とりとめもなくワチャワチャした校長挨拶となっちゃいました。

集団が苦手で、全校集会の時は体育館の外の階段に座って参加してくれている生徒たちが何名かいます。

私はいつも、その子達に私の話しが聞こえているか気になります。

始業式のあと、私もその階段に座ってその子達と話をしました。

私:俺の声ちゃんと聞こえた?

生徒:はい。先生の声大きいから聞こえてますよ。

そんなことを談笑しながら、私はこんな事を言いました。

私:けど、夏休みが終わるってなんか悲しいとこあるよなぁ。

すると女の子のひとりがこう言いました。

生徒:私は学校がはやく始まって欲しかったですよ。

私:えぇ~なんで?

生徒:だって家にいたって退屈だし、学校は楽しい時間もあるし。

   中学校の時は学校が苦手だったけど、高校に入ってから早起きも大丈夫だし。

   はやく自立して、ひとり暮らしもしたいんです。

私はその言葉を聞けてとてもとても嬉しかったです。

集団の中に入ることが苦手でも、その子の居場所が創成館にある。

そして、未来を見つめてくれている。

始業式のあった昨日は、私の53回目の誕生日でした。

本当に、最っっっ高のプレゼントをもらった気がしました。

これからも、生徒みんなに気持ちを伝えます。

扉の向こうの階段に座る子達にも届くように。

この子達も、創成館の大事な大事な生徒です!