創成館は、今日が始業式
全校生徒が、元気な顔を見せてくれてとてもハッピーです
今学期より、創成館は「本気」をテーマにしていきます。
先般、学園の教員・職員に理事長説示を行ったのですが、その時にもスタッフにこう話しました。
「勝って本気で喜ぶ人間。負けて本気で悔しがる人間を育てよう。」
昨今の教育界を見ていると、なるべく子供たちを傷つけないように、挫折させないようにとする動きが伺えます。果たしてそれが子供たちの為になるのでしょうか?
人は、いつか負けを経験し挫折します。その時の心の持ち方が大事なのです
負けるのが決して悪いのではありません。負けたのに何の感情ももたず、それをただやり過ごすことがだめなのです
負けた⇒悔しい⇒立ち上がる⇒成長
この大事なプロセスの中の、「悔しい」という感情を抜きにして成長はありません
今日は、始業式の中で「本気のジャンケン」というのをやりました
これは、元気朝礼で有名な居酒屋「てっぺん」の大嶋啓介社長の発案したものなのですが、いたって単純です
全身全霊を込めて、そのジャンケンに命を懸けるというものです
何か賞金が懸かっている訳でもなく、負けてどうこうでもありません。
ただ、この馬鹿らしい事に一生懸命になるのです!
まず、生徒にペアを作ってもらい、お互い「お願いします!」の大きな挨拶をして握手をします。
ルールが一つあります。勝ったら、大声で「やった~!」なり「勝った~」を叫びます。
負けたら、「負けた~!」なり「ちくしょー!」を叫びます。
さあ、あとは全パワーを使い大声でジャンケンします。
「最初はグー!じゃ~んけ~んポン!!!」
体育館は、生徒たちの雄たけびや悲鳴が響いておりました
最後は、また握手して大きな声で「ありがとうございました!」で終ります
勝者は、決して敗者をからかったり馬鹿にしたりしてはいけません。「全力で戦ってくれてありがとう。」という気持ちで握手する。この気持ちが大切なんです
この「本気のジャンケン」は、これから全校集まった時に度々やっていきたいと思います
にしても、始業式が終って生徒の一人がこう言いました・・・。
「まったく、校長先生は普通にできませんかね。」
う~ん。それは勝手に褒め言葉ととっておきましょう!