情けなさを認める。


数週間、SNSの更新を止めておりました。



理由は、はっきり言って「挫折」していたからです。



いろんな事が立て続けにあって心が沈みました。



理事長として19年、校長として17年。



何を積み上げてきたのだろう・・・



懸命にやったつもりだけど、たどり着いたのはこれか・・・。



そんな中、こんな情けない私を引き起こしてくれたのは、やはり「人」でした。



学園内の現場の「人」。



学園外の応援してくれる「人」。



やはり、人を助けるのは人なんだな・・・・



話しは変わりますが、先日、私のバイブルと言える「北の国から」が放送されました。



私はこのドラマのマニアであり、北海道富良野に行った時はあまりのマニアぶりに地元のペンションの方が引いてました。(苦笑)



このドラマに出てくる父親役に、先日亡くなられた田中邦衛さんが選ばれた意外な理由。



それは、候補者の中で一番「情けない」感じだったから。



このドラマの生みの親・倉本聰さんはこう言います。



「人間なんてみんな情けないんだ。弱いんだ。だからって恥ずかしい事じゃない。だからいいんだよ。」



私はこれからも持ち前の明るさを大事にしていきますが、同時に「情けなさ」もしっかりと認めて生きていきたいと思いました。



学校は、社会の縮図。



いろんな人が集う創成館。



嬉しい時にはみんなで喜んで、悲しい時にはみんなで悲しんで。



そんな人間味あふれる学校でありたいと改めて思います。



こんな校長ですが、今年度もどうぞよろしくお願いいたします!112.png