杉村先生の話し

毎朝職員朝礼で行われる、教職員持ち回りのスピーチは、「笑える」「ヤル気のでる」話をするのがルール102.png

しかし、今回は涙がでました118.png

ある生徒が2年生のある時期から、突然学校に来られなくなってしまいました120.png

担任の杉村先生は原因を探りますが、これといった理由は見つかりませんでした130.png

杉村先生はいろいろな方法で説得し、その生徒は少しずつ登校出来るようになりました112.png

ある日、欠課日数を補うための授業を二人きりで行っている時、ずっと心に引っかかっていたことを尋ねたそうです121.png

お前、創成館に来てよかった?

この質問は、学校の教師であれば常に気になることです117.png

同時に、質問するにはとても勇気のいることでもあるのです118.png

しかし、杉村先生はあえて聞いてみたそうです115.png

生徒は、「はい。来てよかったです。」と答えてくれたそうです110.png

この話をしながら、杉村先生は涙を流されました112.png

思わず、私を含め多くの先生がもらい泣きしてしまいました145.png

世の中に完璧な学校はありません。創成館も完璧なんて到底いえません112.png

でも、生徒も、親も、先生も、必死に何かを模索しながら生きているのは確かです101.png

みんなで、不器用でも、がむしゃらに生きましょう106.png

この生徒は来週、創成館を「卒業」という形で旅立ちます110.png


創成館の西郷どん・杉村先生


杉村先生の話し_d0103155_09122832.jpg