先日の生徒総会で、校則の一部変更の議題があがり、ロイロノートでの投票の結果3つの議案が可決されました。
学校側としても、生徒の皆さんの意思を尊重し、前向きに検討し来年度からの施行に向けて取り組みたいと思います。
半年かけてこの活動に取り組み、デジタル投票というアイデアで生徒全体の意見を吸い上げてくれた生徒会の皆さんお疲れさまでした。
実は、半年前のロイロノートでの校内調査で、校則の改正について約7割の生徒は「必要なし」の意思表示をしてくれました。
ほとんどの生徒は、現行の校則に満足している様でした。
しかし創成館はこの機会に、「民主主義とは多数決ではない」ことを生徒に学んで欲しいと思い、生徒会に3割の生徒から出た要望を上げて欲しいとお願いしました。
少数の意見も出来る限り尊重し、ひとりでも多くの生徒が快適に自分らしく生活してこそ創成館の民主主義だからです。
そして今回の総会で素晴らしかったのは、各クラスの代表がクラスとしての意見発表の時に自分たちのあるべき姿にも言及してくれたことでした。
「高校生らしく」 「爽やかに」 「目の健康にも気を付けて」 「周りの人を不快にさせない気配りをもって」
決して自由を我がままに行使するのではなく、きちんとわきまえた上での意思表示をしてくれました。
来年度、また新たに進化した創成館が見られそうで今からワクワクが止まりません!
校長になって紆余曲折の20年。
やっとここまで来たか・・・。





