5月13日は先代理事長である、父の命日です
まあとにかくスゴイ人で、特に当時まだ社会的認知が低かった「コンピュータ」には一人で没頭してました
日本語の参考書など殆ど無い時代、英語と数式が入り混じった本を片手に、毎夜8ビットのコンピュータに向かっていました
「これからはコンピューターを中心に世の中が動くとぞ。」
40年前、まだ小学生のハナタレ坊主の私にはよく理解できませんでしたが、父のおかげで「新しい時代が来ている」ことは感じることが出来ました
そのうち「コンピュータは持ち運び出来たらいいのになぁ。」と言い出しました
聞いていたハナタレ坊主は、「あんなデカいもん運べる訳ないやん・・・」としか思いませんでした
が!!
ある日、EPSON本社から呼ばれ、世界的にも高評価を得たEPSON PC-88 (handheld型)の開発の一助となるわけです
言ってみれば、今のノート型パソコンを無いところから作ってしまったという・・・
そして、今から30年前のNECの機関紙には、今の世の中を予言する様なコメントを残していました
「いずれは生徒が各自98NOTEを文房具の一部として持ち、当校にあるホストコンピューターに学内の色々な場所からアクセスして情報を引き出す、そういう学校にしたいですね。」
・・・まさに今の形じゃん!!!!!
亡くなって17年経ちましたが、やっぱり親父はスゴイ!!と再認識させられます
私と同じ48歳の時の父
創成館に現存する「EPSON PC-88」
1992年のNECの機関紙