5月13日は父親(先代理事長)の命日です
前もご紹介したかと思いますが、まあ破天荒で豪快で無茶苦茶な父親でした
その怖さはハンパなく、姿を見るだけで生徒も先生も家族までもがビシッと直立不動になるほど
よく怒られましたが、特に印象に残ったのはこの時でした
小学校低学年の頃だったかと思います
友人と遊んでいた時に、学校の備品を壊したことがありました
当然、母親が学校に来て謝罪して弁償となりました
その日、家族と夕食をとっていた時にもこの話になり、父親から「注意しろよ。」と言われました
問題はここから
私が、自分は遊んでいただけで実際に壊したのは友人なのにとポツリと言った瞬間・・・
胸ぐら掴まれて、ド~~~ン!!
隣の部屋まで投げ飛ばされました
そして父がこう言いました
友達が壊したことに、お前は少しでも関わっていなかったか?
関わっていたじゃないか。
数%でも関わっていたら同罪だ!
そんな言い訳じみた事を言う自分が恥ずかしくないのか!?
そこからは「お前はどういう子育てをしてんだ!」と、母も怒られ・・・
まあ考えてみれば、私たち世代の親ってどこもこんな感じでしたよね
懐かしい思い出と、正しい教え
もし父と再会出来たら、たぶんこう言うだろうなあ
「たくさんの厳しさと、たくさんの試練と、そしてそれ以上の愛をありがとう。」
怖かったけど、とても子煩悩で、人を惹きつける魅力あふれる人でした。
しかし、笑うくらい私は父にそっくりになってしまった・・・(;^_^A
そして、私も可愛かった。