「福島に琴の音色で元気を届けたい!」
この堅い決意を抱いて、被災地・福島に乗り込んだ琴部
本来は他校と合同チームだったのですが、安全性などを考慮して辞退する学校が相次ぎました。
しかし、本校琴部は「こんな時だからこそ!」との最初の意志を持ち続けました
正直、私も彼女たちを行かせるべきかどうか、責任者として考えました。でも、大会前から
福島に激励のプラカードを送ったりしていた彼女たちの活動を見ていて、「私は私で、彼女たちの熱い気持ちに応えてあげたい。」と思い、単独出場を許可しました
もちろん、他県は20人以上の大編成での出場でしたが、創成館はたった4人でも素晴らしい演奏を披露し、演奏を始めた瞬間会場がどよめいたそうです
大会以前からの創成館琴部の福島応援活動は、想像以上に福島の方々に伝わっていたらしく、胃たる所で「御礼」を言われたと生徒たちが嬉しそうに報告してくれました
もちろん総文祭に出場した事も立派ですが、もっと立派なのは彼女たちの「心意気」です。
私は、創成館琴部をとても誇りに思います
理事長室に報告に来てくれた顧問の先生と琴部