「第67回中地区高等学校バレーボール春季選手権」において、創成館女子バレー部が優勝しました
私は観に行けなかったのですが、池田監督は「決して調子が良い状態ではなかったが、その中で優勝出来たのは大きい。」と言っていました
私は、自分がアメリカに住んでいた時に通っていた空手道場の師範に言われた事を思い出しました
前日の練習中にあばらにヒビが入り、咳をするだけでも激痛が走る状態なので翌日の練習を見学している時でした
「ナオ(私のニックネーム)、お前はチャンピオンだろう。痛みや辛さから逃げる者はチャンピオンとは呼べない。真の王者は、どんな状況でも絶対に負けない。」
格闘技の世界では、どこも怪我なく試合に出れる事はまずあり得ません。何かしらのハンデを背負って戦わなければならないのです。
前の大会の一つの階級で初優勝をした私は、「王者」としての真の実力を試されていました。
格闘技の世界に限った事ではありませんが、スポーツでもビジネスでも「完璧なコンディション」で勝負に臨む事が出来ない場面はあります。
それでも、「真の強さ」を持つチーム・人は勝つのです。
私は、今年の女子バレーボール部は実力はまだまだ備わってないにしろ、王者になるに相応しい雰囲気と可能性を秘めていると思っています
今回は、その一端が垣間見えました
目指すは、あくまで「テッペン」です
来週の春季県大会も期待大です
あ、私の空手の試合はどうなったかって?
もちろん、あばらにヒビが入ったまま優勝しましたよ!
新1年生が入部して初の公式戦で見事優勝した創成館高校女子バレー部。